11月の花のブレンドは「シクラメンブレンド」です。2006年バージョンは、中米カリブ海に面するニカラグア「ロス・パパレス」の優しくクリーンな風味で、より可憐なシクラメンらしさに近づいたと言えるでしょう。
この「ロス・パパレス」は、ニカラグア中西部ジノーテガから東に3kmのアヴェンティーノ地区にあるヴィセント家によって守り抜かれているロス・パパレス農園で栽培され、そこは96年前までの歴史をさかのぼることができます。現在はアンジェリーナさんと子供達によって受け継がれ、自然環境と労働者の調和、生産性の向上を掲げて、コーヒー生産に励んでいます。農園では、鳥、蝶、リス、ウサギ、鹿などの動物に出会うこともでき、シダ、花、穀物の栽培もされています。
そんな素晴らしい環境の中で栽培されるコーヒーは、2006年度ニカラグアQオークションにも入賞し、カップはクリーンかつフルーツと柑橘系のフレーバーで、優しく綺麗な酸味とボディ感、甘味もありバランスが良いのが特徴です。
11月花のブレンドの“シクラメン”は、秋の終わりから咲き始め、赤い花びらが上方に反りかえって咲く姿が篝火(かがりび)に似ているので、和名をカガリビバナといいます。花言葉は「清純、はにかみ」。ピンクなのか赤なのか微妙なグラデーションは、まるで頬を染めた少女の表情みたいに思えませんか?
「シクラメンブレンド」、その優しく・綺麗な酸味はそのままに穏やかな味わいに仕上げております。